電子書籍ってどう?やっぱり本は紙のほうがいいでしょ~
本は絶対紙派!と電子書籍を完全否定していた私。ですが、最近は電子書籍を中心に読むようになりました。
なぜ本は紙派、という私が電子書籍を読むようになって定着してきたのか、紙と電子書籍のメリットデメリットなど改めて考えながら、ご紹介します。
最初はスマホやタブレットで電子書籍本。でもやっぱり「紙派」でした
私は本が好きなので、毎日、ほぼ必ず本を読みます。読むのはほとんど小説。ビジネス書などもたまに読みます。
私が電子書籍を読むようになったのは、最初はスマホや手持ちのタブレットでした。
紙派ながら、電子書籍ならいつでもどこでも読書できて便利だろうということで試したんです。
たしかに、思い立った時に本が読めるというのは便利だったけど、スマホでの読書は、常に手元にあり、コンパクトなのはいいけど、さすがに画面が小さい分読みにくいし、目も疲れて、とても「快適な読書」とはいえませんでした。
スマホじゃ読書には小さいってことで、以前持っていたipad miniでも試してみたところ、やはりスマホよりは画面が大きいので見やすかったです。ただ、読むほどに目が疲れて、やはりこれも読書に集中できませんでした。
こうした体験をしたのが2016年頃のこと。
やっぱり本は紙だよね、ってことになり、電子書籍からは完全に離れていました。
電子書籍で雑誌を読んだら快適だった♪
しばらく電子書籍とは離れて、ずっと紙の本を読んでいました。
ですが、そんな中、雑誌を電子書籍で読むサービスを知って、試すようになりました。
楽天マガジンとか、Tマガジン(サービス終了)といったいわゆる雑誌読み放題サービスです。楽天マガジン(月380円税抜)は250冊以上Tマガジン(月400円・税抜)は400冊以上の雑誌が読み放題です。
雑誌の場合は、スマホだとやっぱり画面が小さくて読みにくいけど、ipadなどのタブレットを使えば、カラーだし読みやすい。
そもそも雑誌って、買ってしまうと場所を取るし、まとめて捨てるとなると重いし、結構処分に困るものですよね。
そんな雑誌を何冊でも好きなようにとっかえひっかえ読めるサービスがすごくありがたくて、改めて電子書籍を見直すようになりました。
雑誌だけだけど、数百冊が読み放題で、月400円ほどとコスパもいい。トレンド情報収集にもなるし、これは今でもずっと愛用してます。
雑誌は電子書籍でも十分楽しめる。だけど、やっぱり本は相変わらず紙で読んでました。
Amazonのkindleを買って電子書籍派に
そんな私が電子書籍を読むようになって、すっかり紙派から電子書籍派になったきっかけはAmazonのkindle端末を購入したこと。
それまで、AmazonのFireタブレットは持っていたけど、とにかく本は紙派!という私ですから、kindle端末には正直まったく興味がなかったんです。
雑誌で電子書籍へのイメージが変わったこともあり、あと、旅行のときとか、便利かも、という思いがあって、本専用の端末にもちょっと興味が湧いていました。
それで、kindleのセールのときに思い切って買ってみました。
私は毎日小説を読むのですが、中でも分厚くて読み応えのある本が好きです。
短編とかだと物足りなくて、長編ばかり読んでます。
だから、持ち歩くにも重くて、外出や旅行となると荷物になります。
しかも、長い期間の旅行などでは、1冊では足りなくなるのが嫌で、数冊持って行ったり、途中で買い足したり、なんてことになるんです。
もちろん、もったいないから読み終わった本も捨てられず。
ただでも旅行の荷物が重いのに、そこに分厚い本が数冊加わるって、やっぱりヘビーです。カバンの中でページが折れたりするのも嫌だし。
だから、そういった不便さを電子書籍でカバーしたらどうか、と思ったんです。
それまで電子書籍用の端末って使ったことがなかったから、一度試してみるのもアリと思ったのはこういったことがきっかけでした。
何より私、本も好きだけど、ガジェット好きでもあるので。
本は紙派の私が電子書籍を手放せなくなった理由7つ
ipadなんかのタブレットで本を読むのと、kindle端末で本を読むのとでは同じ、と私は思いこんでいました。
タブレットで読書してると、雑誌もそうなんだけど、やっぱり長時間になるとかなり目が疲れます。
でも、結果論としては、これが全然、まったくもって違っていたんです。
ちなみに私が購入したのは、Amazonのkindle Paperwhiteです。
いまではこれが手放せなくっていて、日々の読書もこればっかり。紙の本も読むけど、軽くて快適だから、kindleでの読書が圧倒的に増えました。
では、実際に私がkindle Paperwhiteを使っていて、なぜ、どこが快適なのか。その理由をご紹介しますね。
kindleは目が疲れにくい
スマホやipadなどで感じる目の疲れは、紙の本を読んでいるときには全く感じないもの。完全に端末を凝視し続けることでの目の疲れです。
ですが、思い切って買ってみた「kindle Paperwhite」で本を読んでみると、目も疲れず、紙の本を見ているのとほとんど変わらないような感覚で読めることに驚きました。
タブレットは光が反射するけど、kindle Paperwhiteはそういったこともなく、とにかく目に優しい。
他のタブレットやスマホで読んでいたときとは全然違いました。文字サイズもサクっと変えられるし。
夜は明るさ調節をすればOK。暗がりでも、紙の本を読んでいるのとほとんど変わらないような、目を変に刺激しない柔らかな明るさで、快適に読書できるんです。
kindle端末では、「反射抑制スクリーン」というのが使われていて、これがマットタイプで、全然反射しなくて快適。だから個人的には、下手に画面保護フィルムとか貼らずに使うのがおすすめです。
kindleは読書に集中できる
私はPC、スマホ、ipad、Fireタブレットなどなど、いろんな端末で電子書籍を読んだことがありますが、kindleはなんといっても読書専用なので、読書に集中できます。
スマホやタブレット、PCだと通知が入ったりして、邪魔が入ったりしがちだけど、kindleの場合は、とにかく静かに読書だけに浸りたい、という時間を邪魔しません。
これは、思っていた以上に快適で、端末が違うだけでこんなにも集中できるのか、という感じです。
kindleなら旅行先でも本が不足しない
本が足りない!って、本好きにとってはとっても困ることですよね。
旅先で本が読み終わりそうになると、本屋に行って新しい本を買わないと不安だったり。
もちろん、時間がたっぷりあって、旅先の本屋さんをのぞくのも楽しいですけど、時間がないのに本屋さんに行かないとならないのは旅行ではタイムロスになってしまいます。
でも、kindleがあれば、あらかじめ読みたい本をネット環境下で複数冊ダウンロードしておけば、旅先でも、もちろんオフラインでも、いつでも何冊でもサクサク読めるので、本が不足して本屋に駆け込む必要もないわけです。もちろん、重さも変わりません^^
満員電車でも片手で読めるkindle
本って、ページをめくるから片手ではどうしても読めないですよね。しかも満員電車で本を読むってなかなか難しかったりします。
でも、kindleなら軽いし、ページめくりも片手だけでできるから、それほど難しくないです。
私の場合は、カバーなしでバンカーリングを付けているのですが、女性の片手操作も簡単。どんなに分厚い本でも片手で手軽に読めちゃいます。
kindleの軽さは快適さ
なんといっても軽いって快適です。分厚い本好きの私にとってはこの点が紙の本より数倍快適です。
持ち歩くにしても、満員電車で読むにしても、寝るときに読むにしても、いつでも軽くて薄いっていうのは便利です。
kindleを購入する前はいつも分厚い本を1冊、2冊と持ち歩いていたのですが、とてもその頃には戻れません。
読み放題サービスが楽しい
私は正直、電子書籍に紙の本とほぼ同じくらいの値段を払うのにはちょっと抵抗があります。
もちろん、作家さんが書いた本の内容が変わるわけじゃないから、値段が変わらないのはしかたがないというのもわかるけど。
電子書籍って、人に貸し借りできないし、売ることもできないからね、ちょっと損したような気になっちゃうというか。
そんなところをフォローしてくれるのが、読み放題サービスで。
Amazonのプライム会員になっていると、Prime Readingという読み放題サービスで電子書籍を無料で読むことができます。
Prime Readingの対象となる本の数は数百冊。
dマガジンや楽天マガジンみたいに雑誌だけ、ではなくて、小説やビジネス書、実用書なんかも読むことができるのがPrime Readingの特徴です。
前まではプライム特典のPrime Readingを使っていましたが、kindle端末を購入したら、プライム特典のPrime Readingじゃ本の品揃えが足りなく感じてきました。
で、今では「kindle Unlimited」という有料の読み放題サービスを利用しています。
このkindle Unlimited、プライム特典とはまた別の読み放題サービスで、月額980円の定額で和書12万冊、洋書120万冊以上が読み放題となります。
多種多様なジャンルの本が読めるので、読みたい本があれば、とってもお得なサービスです。
実際利用してみると、これまで自分が選ばなかったジャンルの本にも次々と出合うことができるので、世界が広がるのが楽しいです。
久々の紙の本で改めて電子書籍の良さを実感
電子書籍で本を読むようになったら、紙の本をほとんど読まなくなりました。でも、先日紙の本で読みたいのがあって、久々に読んだんです。
そしたら、わからない漢字が出てくると、「あ、kindleならすぐに辞書で確認できるのに」とか、目が疲れてきたら「電子書籍なら文字サイズ変えられるのに」とか、寝る前の読書でも「ベッドで読むのはやっぱり軽いkindleが楽だなぁ」なんてついつい考えてしまうんですよ。
紙の本も決して悪くはないんだけど、電子書籍に慣れると、これはこれでとっても優秀ななんだな、と。改めて、電子書籍っていいもんだなぁって思いました。
紙の本より電子書籍がいいの?
ここまで本は紙派の私が電子書籍派になってきた経緯や理由など書いてきました。
で、ここで改めて「紙の本より電子書籍がいいの?」と問われたら、それぞれにメリットとなる点、デメリットとなる点がある、というのが正直な答えになります。
私は紙の本も大好きですし、電子書籍で本を読む快適さもわかります。
ということで次は、実際に毎日本を読む本好きな私が、紙の本、電子書籍、それぞれのメリットやデメリット、思いつく限りあげてみますね。
紙の本のメリット・デメリット
電子書籍を読むようになって改めて感じる紙のメリット。これはやっぱり本を楽しむうえで捨てがたいものがあります。
とくに、紙の厚み、ページめくり、などの肌で感じる感覚的なものでしょうか。
紙の本のメリット
- 見返すとき便利
- 残りがどれくらい、とか物質的に感じられる
- 本を所有している満足感
- 中古本で安く買うこともできる
- 売ることもできる
- お気に入りのブックカバーを楽しめる
紙の本のデメリット
- 折れたりシワになったり汚れたり
- 重い
- かさばる
- 暗がりで読めない
- しおりが必要
- 保管場所が必要
- 虫が湧くことも
- 日焼け、変色など
特に、私の場合は、自分で作った革のブックカバーがお気に入りなので、新しく読む本に装着するたびにちょっとウキウキするんです。そして、読んでいる間にもそのカバーを愛でながら読んでいます。
電子書籍にはない楽しみですね。
本を読み進んで、「あれ?この人どこで出てきた人だっけ?」なんて思ったとき、紙の本だとサッと見返しやすいんだけど、電子書籍だと、それがちょっと難しかったりします。
また、分厚い本が終わりに近づくにつれ、そろそろクライマックスかなぁ、とか、面白いのにもうすぐ終わっちゃう!とか、本のページを物質的に手や頭で感じることも本を読む醍醐味みたいなものだと思うんだけど、それはやっぱり紙の本ならではですね。
電子書籍だと、残り〇%的な機械的な表示なので、なんとなく興ざめっていうか。これは全然感覚的に違います。
電子書籍を読むようになると、ページを肌で感じるって、結構重要なことなんだなって改めて思います。
でも、紙の本ややっぱり紙だけに弱い部分もあって、折れたり、シワになったり、飲み物をうっかりこぼしてしまったり、劣化したり、ということもありますよね。
また、本が古くなってくると、虫が発生したり、なんてことも。
私はアレルギー体質なので、中古本屋さんにいくと、くしゃみや鼻水に悩まされます。
それでもやっぱり紙の本はいいんだよな。
電子書籍のメリット・デメリット
紙の本はやっぱりいいけど、それとは全然違った視点で電子書籍にもいいところがあります。
どちらかというと機能面とか効率的といった視点でのメリットですね。
電子書籍のメリット
- 複数冊まとめて持ち歩ける
- 防水機能付きならお風呂でも読書
- 軽い
- コンパクト
- 暗がりでも読める
- 場所をとらない
- すぐに辞書を引ける
- 割引セールがある
- 読み放題などのサービスもある
- 文字サイズを変えられる
- メモなどを記録できる
電子書籍のデメリット
- 動作に慣れが必要
- 充電が必要
- 精密機械
- 見返すとき不便
- 本の厚みがよくわからない
- データなのに価格がそれほど安くない
- 飛ばし読みしづらい
なんといっても重さが変わらず何冊も本を持ち歩けるというのは合理的。
そしてなんといっても軽いこと。
分厚い本になれば、もちろん重量感がありますし、ハードカバーの本なんて、持ち歩きには向いてないし、寝る前に読む本としても重すぎて。
そういったことを考えても、電子書籍はコンパクトな薄型軽量サイズでバッグに入れてもそれほど存在感を主張しないのがいいところ。
Amazonでは日替わり、月替わりで電子書籍のセールでは、通常の本の半額以下で購入できたりします。
バックライト付きの端末なら、暗い場所での読書も快適です。
スマホなんかの明るい画面を見ると目や脳の刺激になってしまうけど、明るさ調節のある端末を選べば、寝る前の読書もまぶしくなくて、紙のように読みやすくて快適です。
また、本を読んでいるとたまにフリガナのふっていない難しい感じが出てくることがあるけど、電子書籍だと、ネット環境にあればその場で辞書検索ができるので、モヤモヤしなくてすみます。
紙の本と違って充電が必要だけど、それも2~3週間に1度。あまりに充電が減らないので、充電するってことを忘れがちなくらいの頻度です。
だからこそ、お出かけ前にはしっかり充電しないとです。kindleなら、しっかり充電していれば、数泊の旅行では充電がいらないくらい長持ちします。
精密機械なので、取り扱いは紙の本より丁寧に扱う必要がありますが、kindle Paperwhite防水機能がついているのでお風呂での読書もできちゃいます。
お風呂につかりながらゆっくり読書って、紙の本ではしたくなかったけど、kindle Paperwhiteなら、どの本でも読めちゃいます。
さいごに
私が2018年に購入したkindle Paperwhite。1年以上経過した今でも快適に読書できています。
もともと本は紙じゃないと!って電子書籍を否定していた私ですが、スマホでもなく、ipadでもなく、kindle端末を使用してみて一気に電子書籍派になってしまいました。
紙の本も読むけど、手が伸びるのは電子書籍。あんなに電子書籍は無理!って思っていたのですが、やはり快適性や機能性って大切。
あなたもこの快適なkindle端末、一度手に取ってじっくり本を読んでみてはいかがでしょうか。きっとあなたの世界が広がりますよ。
コメント
古い体質と言われようが、やはり本は紙に限る。
サッと取り出して、読み返したいシーンも開ける。
いちいち電源を入れて、アプリを起動させて…
なんて、とてもじゃないがやっていられない。
要は慣れだとか言うが、わざわざ不便な方に
切り替えてまで、慣れる必要があるだろうか?
荷物にならない、場所を取らない…その為に
払う犠牲が多すぎる。不要になっても売却する
事も出来ないし、デメリットの方が大きい。
通りすがりさん、コメントありがとうございます!
やっぱり紙の本はいいですよね。私も大好きです。
それぞれにメリット・デメリットがあって、好みも人それぞれ、大きく分かれるところですよね。場面によって使い分けるのもまた楽しいものです。
ん~紙の方が脳の定着は良いような気がします。
しかし。。置場所に困るし、その点では電子書籍に軍配が上がりますねw
週刊誌やマンガなどは電子書籍と使い分けたら良いですよね。
マンガはかなりの量になりますから
たーさん、コメントありがとうございます!
> ん~紙の方が脳の定着は良いような気がします。
これ、すごいよくわかります、文字を読むのは同じなのに不思議ですよね!
電子書籍は、ちょっと前のページを見返したいってときに不便を感じます。。
でも、寝る前の読書にはKindleがないと困ります
> マンガはかなりの量になりますから
たしかに、「ワンピース」なら106巻もあるから場所とりますww