Amazonには、お急ぎ便やお届け日時指定便といった配送オプションがありますが、利用できる商品と利用できない商品があり、戸惑う方もいらっしゃるでしょう。
このページでは、Amazonの配送オプションについて、選べない理由なども含め、わかりやすくご紹介します。
Amazonの配送種類と配送オプション
Amazonの配送には、以下の種類があります。
- 通常配送
- お急ぎ便
- お届け日時指定便
- マケプレお急ぎ便
このうち、お急ぎ便とお届け日時指定便が、Amazonの有料配送オプションです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
Amazonの通常配送
Amazonでの通常配送というのは、日時指定等なしで届く配送のこと。基本的に注文からお届けまでの日数は1~4日です。
会員区分 | 送料 |
---|---|
一般会員 |
|
プライム会員 | 送料無料 |
この通常配送の送料が適用されるのは、プライムマークが表示されている(=Amazonが発送する商品)商品です。
プライム会員とプライムスチューデント会員は2,000円未満でも、送料無料で購入できます。
お急ぎ便
Amazon発送の商品で利用できるお急ぎ便は、Amazonの有料配送オプションの1つ。「お急ぎ便」では、注文確定の日から基本3日以内に届くことになってます。
地域は限られますが、当日中に届く当日お急ぎ便もあります。
お急ぎ便の料金は以下のとおり。プライム会員とプライムスチューデント会員は、何度でも無料で利用できます。
会員区分 | お急ぎ便 | 当日お急ぎ便 |
---|---|---|
一般会員 | 本州・四国(離島除く)510円 北海道・九州(離島除く)550円 沖縄(離島除く)550円 |
本州・四国(離島除く)610円 北海道・九州(離島除く)650円 |
プライム会員 | 無料 |
我が家は東北ですが、お急ぎ便を利用すると翌日または翌々日に届きます。以前はほぼ翌日に届いていましたが、最近では宅配業者が全体的にゆっくりめになっているようです。それでも十分に早いですが。
なお、お急ぎ便では時間帯の指定はできません。時間帯の指定が必要な場合は、お届け日時指定便を利用しましょう。
お届け日時指定便
Amazonが発送する商品で配送日時を指定したいときは、お届け日時指定便を利用すると便利です。
カレンダーから、希望の日にちと時間帯を選んで注文可能。お届け日時指定便にも当日お届け日時指定便があります。
お届け日時指定便もAmazonでは有料で、料金は以下のとおり。プライム会員またはプライムスチューデント会員なら何度利用しても無料です。
会員区分 | お届け日時指定便 |
---|---|
一般会員 | 本州・四国(離島除く)510円 北海道・九州 550円 |
プライム会員 | 無料 |
ちなみに、ヤマト運輸や佐川急便による配送の場合は、アプリ会員になっていれば、到着予定の荷物を無料で日時指定できます。
Amazonでの配達時間の指定について詳しくは、以下の記事もご参照ください。
マケプレお急ぎ便
出品者が発送する商品では、Amazonの配送オプションではなく、マケプレお急ぎ便を利用できます。
マケプレお急ぎ便とは、Amazonではなく、マーケットプレイスの出品者が発送手配するお急ぎ便です。詳しくは以下の記事で解説しています。
マケプレお急ぎ便の料金は、出品者が決定するため、無料の場合もあれば有料の場合もあります。有料の場合、プライム会員でもそうでなくても、表示されている料金を負担しなければ利用できません。
Amazon配送オプションの対象商品
Amazonの提供する配送オプションは、以下のとおりAmazonの注文すべてに使えるわけではありません。
販売形態 | プライムマーク | Amazon配送オプションの利用 |
---|---|---|
Amazonが販売・発送する商品 | あり | 可 |
出品者が販売・Amazonが発送する商品 | あり | 可 |
出品者が販売・発送する商品 | なし | 不可 |
基本的には、以下のように商品詳細ページ等でプライムマークの表示があるかどうかで判断できます。
Amazonが提供する配送オプションは、Amazonのプライムマークが付いている商品の注文時のみに使えます。プライムマークが付いている商品とは、つまりAmazonが発送する商品です。
出品者の販売商品でも、プライムマーク付きでAmazonが発送する商品もあります。
一方、マーケットプレイスで出品者が発送する商品については、出品者が直接発送するため、Amazonが提供する配送オプションは利用できません。
このように販売形態によって利用できる配送方法が異なるため、ちょっとわかりにくいんですよね。
ちなみに、Amazonの有料会員「プライム会員」になると、これらの配送オプションはすべて無料で、回数制限なく利用できます。配送オプションを利用しない場合でも、2,000円未満のお買い物でも送料無料です。
プライム会員の特典については、こちらでご紹介しています。
配送オプションを選べない理由
配送オプションを利用できない理由のひとつとして、出品者発送のものと冒頭でご紹介しましたが、アマゾンの発送で、プライムマークが付いていても、お急ぎ便やお届け日時指定便を利用できない場合もあります。
お支払い方法により利用できないケース
お急ぎ便もお届け日時指定便も、「コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払い」での支払いを選択する場合は、利用不可となっています。
こういう場合は、Amazonギフト券をコンビニで現金チャージするという方法がお得で便利でおすすめです。
これ、見落としがちですが、Amazonギフト券の現金チャージは、コンビニ払いよりお得で便利。詳しくはこちらをどうぞ。
配送先住所により利用できないケース
お急ぎ便では沖縄、離島のほか、一部対象外の地域があります。
その他のケース
また、お届け日時指定便は、
- 店頭受取を指定した場合
- 定期おトク便での利用
は不可となっています。
配送オプションは、その商品が配送オプション対象でないと、そもそも表示されません。
お急ぎ便しか選べないのはなぜ?
プライム会員の場合、Amazonでレジに進んだ際に通常配送の表示がなく、なぜかお急ぎ便しか選択肢できない場合があります。
お急ぎ便を利用せずゆっくり届けてほしいときもありますよね。
その場合は、以下の方法で通常配送にできます。
- お急ぎ便に対応していない支払い方法を選択する
- ヤマト運輸のクロネコメンバーズで受け取り日時を延長する
それぞれの方法を詳しく解説します。
お急ぎ便に対応していない支払い方法を選択する
お急ぎ便は、以下の支払い方法では利用できません。
- コンビニ払い
- ATM払い
- ネットバンキング払い
- 電子マネー払い
いずれも前払いになりますが、これらお急ぎ便非対応の支払い方法を利用すれば、強制的に通常配送となります。
運送会社のアプリ等で受け取り日時を延長する
Amazonからの荷物がいつもヤマト運輸や佐川急便から届く方であれば、無料の会員に登録することで受け取り日時を変更する方法があります。
受け取り日時の延長は、宅配業者ごとの保管期限内に限られます。
Amazonの配送オプションで快適ショッピング
Amazonの以下の配送オプションは、プライムマークの付いた商品対象で利用できるサービスです。
- お急ぎ便
- お届け日時指定便
プライムマークが付いている商品は、基本的にAmazonが発送する商品であり、出品者が発送する商品には対応していません。
Amazonの配送オプションが利用できない場合は、対象商品か確認してみましょう。
プライム会員になっていれば、Amazonの配送オプションについては無料で何度でも利用可能です。
マーケットプレイスで出品者が発送する商品、つまりプライムマークの付いていない商品では、マケプレお急ぎ便が利用できる場合があり、送料は出品者が任意で設定しており、プライム会員でも記載されている料金の負担が発生するので注意しましょう。
プライム会員は、配送料無料や配送オプション無料になるほか、プライムビデオやPrime Musicなどの特典も追加料金なしで利用できます。
無料体験中でも利用できる特典に変わりはありません。
プライムの学割、プライムスチューデントなら無料体験期間は6ヶ月です。
プライム会員の会費は月額会費で600円。配送オプションを1回追加する程度の料金で、プライムビデオなどの特典もまとめて楽しめるので、非常にお得です。
コメント
あくまで私に起こった話ですが、私は置き配を希望しています
購入の際には「お急ぎ便」と「お届け日時指定便」しか表示されず、「通常発送」は選択できませんでした(ちなみに私はプライム会員です) 「お届け日時指定便」を選ぶと、置き配の可能性がなくなると思ったので「お急ぎ便」を選択しました 今回の例でいいますと、30日に1日到着予定として注文、31日に発送されました 配達はヤマト運輸でEAZYではなく対面か宅配ボックスしか選択できませんでした(またちなみにですが、クロネコメンバースにも登録しています)
ヤマト運輸がなぜ置き配にしないのか疑問はありますが(商品は冷感タオルで、代引きでもありません)それはさておき、ヤマト運輸の基準では今回の荷物の場合、発送地から到着地まで中1日かかるということになっているため、クロネコメンバーズのページからは2日以降しか時間帯指定ができません 裏技的に荷物が1日のどこかで配達店に到着していれば、1日の多分遅い時間帯なら指定できるそうです ところが多分持ち出し中(配達中)となってしまえば最早指定はできず、21時までずっと在宅してないと荷物は受け取れないことになります
お急ぎ便と置き配にしないこととの関連は私にはわかりませんが、ヤマト運輸は12時~14時や20時~21時の時間帯を廃止したり、一部で到着を1日遅くしたりしてますので、お急ぎ便はそれと逆行するわけで、あまり積極的ではないのかなという印象を持ちました
話を戻しますと、お急ぎ便は置き配にならないと配達日が土日などでずっと家にいられる場合を別にすれば、ずっと家にいないと荷物を受け取れない、かえって受け取るのが遅くなるシステムになっています それでも置き配の可能性を放棄する「お届け日時指定便」は選択できず(Amazon配達の場合は、置き配プラス時間帯指定になることもありますが)、ただただ置き配にしてくれることを祈るしかないのが現状です ヤマト運輸のHPにはFAQとして、「Amazonで置き配指定したのに置き配にならないのはなぜか」というのが載っています 回答は「置き配になるのはAmazon配達の場合で、ヤマト運輸配達の場合は置き配にはなりません」とあります
5ちゃんねるにはAmazon配達への不満が数多く書き込まれていますが、私個人としてはたばこ臭かったとかはありましたが、確実に置き配にしてくれるAmazon配達の方がうれしいです
長くなりましたので、コメントとして投稿させていただきましたが、読んでいただくだけで十分でございます ありがとうございました
MEIJIさん、とっても詳しいコメントありがとうございます!
たしかに、せっかくお急ぎ便にしたのに対面受取りで受け取れずにお急ぎ便でなくなってしまうのは残念すぎます。。。
置き配であれば、荷物がとどく度に対応する必要がないし、確実に荷物の受け取りができて便利ですよね!
私もプライム会員でクロネコメンバーズに登録していますが、毎回日時指定の確認メールが届くので重宝しています。
精密機械など、ものによっては対面で受取りたいものもあるので、都度選択できるのが私には便利です。
>裏技的に荷物が1日のどこかで配達店に到着していれば、1日の多分遅い時間帯なら指定できるそうです ところが多分持ち出し中(配達中)となってしまえば最早指定はできず、21時までずっと在宅してないと荷物は受け取れないことになります
このような裏ワザは知りませんでした。情報ありがとうございます♪
クロネコメンバーズで、荷物の配達日時を指定する際に、毎回置き配にする設定があったような気がします。私は毎回だと困るので設定していませんが。よろしければ、次回、配達通知が届いたときにチェックしてみてください!
プライム会員ではない場合に、プライムマークがついている商品を選択して、お急ぎ便や日時指定便のいずれかしか選択肢がない場合、どちらを選択しても、勝手にプライム会員登録されてしまう被害にあいました。
コメントありがとうございます!
お急ぎ便や日時指定便の2つしか選択肢がなく、いずれを選んでもプライム会員に登録ですか?
そんなこと、あってよいのでしょうか。強制的で納得できないですよね。
すぐに解約手続きをして、プライムビデオとか最終日まで特典を使い倒すことをおすすめします!
解約方法については、以下の記事を参考にしてください。
https://tuhan-jyoho.com/4400.html