Kindle端末を購入しようと決めたけど、そこからどのモデルにしよう、容量はどうしたらいい?Wi-Fiと無料3Gとか無料4Gってなに?
今回は、こんなKindle端末のモデル選びにまつわる「わけわからん!」をわかるように、わかりやすくご紹介します。
Kindle端末の選び方、おすすめは?
3つのモデル
- Kindle
- Kindle paperwhite
- Kindleオアシス
Kindle(無印)
フロントライト搭載となった無印Kindle(6インチ)
8GB(広告つき)で8,980円
こちら、4GBモデルが在庫限り3,000円OFFとなっています。→ Kindle(無印)4GB
Kindle paperwhite
防水機能搭載の人気モデル(6インチ)
通常価格は8GB(広告付き)Wi-Fiモデル で13,980円。8GBのほか、32GBモデルもあります。
Kindleオアシス
防水機能のほか、色調調節ライト付き(7インチ)
8GBと32GBの2タイプがあります。通常価格は8GB(広告付き)Wi-Fiモデルで29,980円となっています。
無印のKindleの価格を見てしまうと、ちょっと高く感じますけど、Amazonで定期的に行われるタイムセールまつりや夏のプライムデー、年末のサイバーマンデーで大きく値引きされるので、可能であればこうしたチャンスを待つのがおすすめ。
さらに購入時、Amazonギフト券の現金チャージを利用すれば、Amazonポイントももらえます。
では、Kindle端末、それぞれのポイントをピックアップ、比較していきましょう。
防水性能の有無
上位モデルのKindle paperwhiteとKindleオアシスには防水性能あり。(写真はKindleオアシス)
一番お手頃なKindleだけ防水性能がありません。
防水ってどれくらい?っていうのが気になりますが、真水で水深2メートルまで、最大60分の耐久性があるんです。これならお風呂でも安心してゆったりと読書が楽しめますね。
カラー
カラーは、無印のKindleがブラックとホワイトの2色
Kindle PaperwhiteとKindle Oasisはブラックのみとなっています。
ページ送りボタン
ページ送りボタンは、Kindleオアシスだけの機能。
無印のKindleとKindle paperwhiteにはついていなくて、このふたつは画面をスワイプしてページを送ります。
ページ送りボタンが付いていると、片手だけで、本体を持ちつつページをめくることが可能。例えば電車で立ったまま本を読みたいとき、この機能は魅力的ですね。
重量
Kindleはfireタブレットよりかなり軽量化されています。(Fireタブレットは300~500gくらいで重量感あり)
■Kindle端末、Wi-Fiモデルの重量は
Kindle 161g
Kindle paperwhite Wi-Fiモデル 182g / Wi-Fi + 無料 4Gモデル 191g
Kindleオアシス 188g
となっています。
上位モデルになると少し重量が増しますが、それでも200g以下という軽さ。
ちなみに、Kindleオアシス は持ち手となる部分があり、その部分に重心があるため、重さを感じにくい構造になってます。3つの中では一番重くても、持ちやすさと軽さという点を良しとするレビューはKindleオアシスでよく見られます。
画面の大きさ&厚み
画面の大きさは
Kindle 6インチ(160×113×8.7)
Kindle paperwhite 6インチ(167×116×8.18)
Kindleオアシス 7インチ(159×141×3.4-8.4)
となっています。
無印のKindleとKindle paperwhite、このふたつは同じ6インチ。
同じ6インチながら、本体サイズとしてはKindle paperwhiteのほうが無印Kindleより7ミリほど縦に大きく、
厚みはKindle paperwhiteのほうが若干薄くなってます。
最上位モデルのKindleオアシスは他2種より大きめの7インチ。
Kindleオアシスは7インチと画面は大きいですが、縦サイズは他の2種より小さめ。
横幅はというと、持ちやすいように余白部分があるので、その分ワイドになっています。
バンカーリングを着けるならこの余白部分はなくてもいいけど、そうでないならこの余白部分があるとかなり持ちやすい。というのも、余白部分がないモデルだと、持っている指で画面が反応してしまうことがあってちょっとイラッとすることも。
なので私はリーズナブルなモデルでバンカーリングをつけて使ってます。
Kindleオアシスは、厚みは無印のKindleより薄く、Kindle paperwhiteよりはほんのちょっと厚めになってます。
一番薄いのは、Newモデルの「Kindle paperwhite」ですね。
とはいっても、ごく僅かな差。
普通の鉛筆の太さが約7mm。3種の端末いずれも鉛筆の太さに1~2mmプラスした程度の薄さで、かつコンパクトです。
容量
ここってやっぱり、、何ギガにすりゃいいの?って悩みますよね。
Kindle 4GB/8GB
Kindle paperwhite 8GB/32GB
Kindleオアシス 8GB/32GB
Kindleは4GBか8GB、Kindle paperwhiteとKindle Oasisは8GBか32GBとなっています。
Kindle端末はSDカードなどを使えないので、あとから容量を増設っていうのができません。なので、多めがいいけど、その分価格もアップします。
じゃ、どれくらい保存できるのかっていうと、
無印のKindleの4GB(在庫限り)、これで通常の本なら数千冊保存できます。
ですので、読むのが小説中心なら4GBか8GBでもいけそうです。
ですが、漫画が中心ということになれば、Kindle Paperwhiteに32GBがあるのでそちらがおすすめです。
書籍にしろ、漫画にしろ、読み終わったものもずっと保存し続けたいのであれば、32GB、読み終わったら削除するし、そこまで保存しないよっていうのであれば4GBもしくは8GBでいいかな。と。
あとは予算との相談ですね。
容量と価格
Kindle paperwhiteの場合は、
8GB 13,980円
32GB 15,980円
8GBと32GBでは2,000円の差。
Kindleオアシスでは、
8GB 29,980円
32GB 32,980円
8GBと32GBでは3,000円の差。
この容量を増やせることを考えれば、それほどの価格差ではないですね。
容量で迷ったら、予算の許す限り多めで選択するといいかも。あとから足すことはできませんので。
【Kindleの容量を選ぶ際のポイント】
選択肢は4GBか8GBか32GB
4GBなら無印Kindle(在庫限り)、
8GBか32GBならKindle、Kindle paperwhiteとKindleオアシス、
たっぷり保存したいなら32GB、
こまめに削除する派なら8GBあれば十分かと。
ちなみにKindleではなく、「Fireタブレット」なら、SDカードを使えるので、容量をあとからアップすることができます。32GBじゃ全然足りないよ!って方はFireタブレットが○。
広告付きって?
どのKindle端末にするか選び、容量を選ぶと次は「広告つき」と「広告なし」というのがあります。これまたちょっとね。
広告を表示する代わりに安くするよってことで、毎回この広告画面が表示されるのは絶対にいや!という方はなしを選ぶべきですが、この広告付きとなしの価格差は2,000円。
私は安さ重視なので、広告付き一択です^^
が、たったの2,000円をケチって、広告が出るたびに毎回後悔しそうなら、広告なしにするべきでしょうね。ヘビーユーザーなら1日何回も後悔しそうですから。
【ポイント】
有料で広告を非表示にできるならお金を払う!って思うかどうか。ですね。
解像度
解像度は
Kindle 167ppi
Kindle paperwhite 300ppi
Kindleオアシス 300ppi
となっています。
ppiってなに?というと、「pixel per inch」の略で、1インチに何ピクセルで表現しているか、という数値のこと。
数値が高い方がより精密に表現してくれるということですね。
【ポイント】
本を読むのにそこまで画像は気にしないから安いのでいいや、ってなればKindle、いやいや、やっぱり少しでも鮮明に画面が見えたほうがいいよね、っていうなら上位モデルから予算に合わせて選ぶといいですね。
内蔵ライト
Kindle端末では、Kindle paperwhiteとKindleオアシスに内蔵ライトが搭載されています。
Kindle フロントライトLED 4個
Kindle paperwhite フロントライトLED 5個
Kindle Oasis フロントライトLED 25個 + 明るさ自動調整機能搭載
例えば、寝る前に読む場合、フロントライトはすべてのモデルで搭載されました。これがあると、暗いところでも本を読むことができます。
Kindle Oasisは明るさ自動調節機能搭載で、ライトをスケジュール設定できるので、日中でも就寝前でもそれぞれに適した明るさで読書が楽しめます。
無料3G/4Gとは?
続いて、接続方法として、
・Wi-Fi
・Wi-Fi+無料3G/4G
というのがあります。
これはどう違うのかというと、
Wi-FiモデルはWi-Fi環境下でのみの利用
+無料3G/4Gというのは、日本国内で無料の3G/4G回線を使えるモデル。
この3G/4G接続、Amazonが3G/4G回線の料金を払ってくれているので、利用者は特に月額料金などお金をかけず、もちろん別途契約なんてこともなく利用することができます。
となると、+無料3Gとか4Gがいいのかな?となりそうですが、これはかなりの制限があるんです。
Amazonによると、
以下Amazonより引用
Wi-Fiがオフでも3Gに接続すると、コンテンツの購入、ダウンロード、読み終えた最後のページへの同期などを行うことができます。
3Gでは、コミックなど一部の大容量コンテンツのダウンロードができない場合があります。
3Gに接続されている場合、ブラウザ(体験版)で閲覧できるのは、Amazon.co.jpおよびWikipediaのみとなります。
このようにAmazonさんが言ってます。
なんでもかんでもつなげるかというと、このように限定されているんです。
無料3Gもしくは無料4G環境下で何ができるかというと、
・書籍等コンテンツを買って
・それをダウンロード
・他の端末と同期
これだけです。
な~んだ、無料っていっても、ネット検索とかはできないのね~。
じゃ、この無料3G/4Gがつくことで、価格はどう違ってくるのかっていうとですよ。
Kindle paperwhite・Kindleオアシスいずれも、「32GB・広告なし」でのみ「Wi-Fi+無料3G/4G」モデルを選択可能となってます(Kindle paperwhiteは無料4G、Kindleオアシスは無料3G)
これを踏まえて比較しますと、
■Kindle paperwhiteの場合
Kindle paperwhite 32GB 広告つき Wi-Fi ⇒ 15,980円
Kindle paperwhite 32GB 広告なし Wi-Fi ⇒ 17,980円
これに無料4Gの付いたモデルに変更すると、
Kindle paperwhite 32GB 広告なし Wi-Fi+無料4G ⇒ 22,980円
と、5,000~7,000円価格がアップします。
■Kindleオアシスの場合
Kindleオアシス 32GB 広告つき Wi-Fi ⇒ 32,980円
Kindleオアシス 32GB 広告なし Wi-Fi ⇒ 34,980円
これに無料3Gの付いたモデルに変更すると、
Kindleオアシス 32GB 広告なし Wi-Fi+無料3G ⇒ 40,980円
と、6,000~8,000円の価格アップ。
私個人の意見としては、この価格差で、限定された使いみちの3G/4Gに価値が見いだせるかというとちょっと微妙な気がします。うん、選ばないな。
自宅にWi-Fiあれば、自宅で購入、ダウンロード、同期するようにしておけばいいわけだし、どうしても外出時のネット環境が必要ならスマホのテザリングなんかで対応すると思う。
【ポイント】
価格がかなりアップする割に使用が限定されている無料3G/4Gに価値を感じるかどうか?というのが大きなポイントですね。
Kindle端末の選び方、ポイントまとめ
- 価格
- 防水の有無
- ページ送りの有無
- 6インチか7インチ
- 8GBか32GBか
- 解像度にこだわりがあるか
- 明るさ自動調整機能搭載かどうか
こういったポイントをチェックしていくといいですね。
やはりお値段も違う分、それ相応に内容も違います。特徴的なのはオアシスの形状で、これが持ちやすく重さを感じないという口コミも多いです。
機種を選べたら、今度は
- 容量
- 広告つきか広告なしか
- Wi-Fiもしくは+無料3G/4Gか
こうした項目の絞り込みになります。
価格が安くて防水はあったほうがいいなら上位モデル2つのどちらか。
やっぱり少しでも大きな画面がいい!というならKindleオアシス。
とにかく安いやつ!となれば無印のKindle。
ただし!Amazonの大きなセールでは、上位モデルも最安モデルと同じくらいの値段になったりするので、予算と相談しながらお買い得になったチャンスをしっかり狙っていきましょう。
事前にあなたのニーズをしっかりチェック、よりあなたの希望に近いものを選べば、満足度もアップすることでしょう。
さいごに
Kindle端末は白黒で本専用、
- ブルーライトゼロ
- 屋外でも反射せずに読みやすい
- バッテリー持ちが非常に良いので充電は数週間に1回
- 軽量
などの特徴があります。
白黒なんで、カラーの雑誌やコミックも白黒になっちゃいますが。
Kindleは、まるで紙の本を読むように読めるというアピールをしているだけあって、読みやすさにこだわった作りとなっています。
紙の本だと重さや大きさの違いもあり、外出時に読むのには適さない本もありますが、Kindleで読むならいつでも軽量コンパクトというのが何より嬉しいですね。
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