Amazonで販売しているものは、大きくわけて２種類あります。
- Amazon.co.jpが販売するもの
- マーケットプレイスの出品者が販売するもの
Amazonではマーケットプレイスの商品も混在しているので、仕組みを理解していない方にとっては見分け方が難しいかもしれません。
このページでは、Amazonが販売する商品とマーケットプレイスの出品者が販売する商品の見分け方についてわかりやすく解説します。
Amazonとマーケットプレイスの見分け方
その商品がAmazonの商品か、マーケットプレイスの出品商品か、見分ける方法はとても簡単。カートに入れる前にチェックできます。
早速実際の商品ページを見てみましょう。
以下はAmazonで販売されている商品の商品詳細ページ。このタオルは、Amazonの人気商品で、出荷元も販売元もAmazon.co.jpとなっています。正真正銘Amazonが販売している商品です。
これを踏まえて、出品者の出品商品を見てみましょう。以下の商品は出荷元も販売元も出品者になっています。これがマーケットプレイスの商品です。出品者の販売で、発送も出品者が直接手配する商品です。
もう1つ、マーケットプレイスの商品を見てみましょう。以下は、出荷元がAmazonで、販売元がマーケットプレイスの出品者となっています。余談ですが、このシャンプー＆トリートメントは筆者のお気に入りで何度もリピートしている商品です。
このように、販売元がAmazonではなく出品者名になっているのがマーケットプレイスの商品です。
同じマーケットプレイスの商品でも、Amazonが発送するものと、そうでないものとがあるのを覚えておきましょう。
出品者販売でAmazonが発送する商品
販売元が出品者で出荷元がAmazonと表示されている商品は、Amazonの商品と同じく、Primeマークが表示されます。
なぜ出品者の商品をAmazonが出荷するのかというと、Amazonが出品者の販売代行をしているからです。出品者がAmazonの倉庫に商品を納品しておいて、注文が入るとAmazonがピッキングして梱包、発送してくれるシステムを利用しているのです。
出品者が販売、発送する商品
販売元も出荷元も出品者名になっている商品は、出品者が在庫を保管しており、出品者が購入者への発送手続きを行います。
購入者がAmazonで注文しますが、発送手配はAmazon以外の場所からとなります。
これらを把握しておけば、Amazonの商品とマーケットプレイスの商品の見分けは難しくないでしょう。
出品者出品の商品を詳しく見てみよう
マーケットプレイスの、とある商品を例に見てみましょう。
「2,575円」「2,578円」「2,579円」「2,580円」と、数円刻みの価格差出品が並んでいます。これはいずれも同じ商品の価格であり、どれも出品者の販売です。
同じ商品に出品者が複数いるときは、このようにすべての出品者が出品している価格を比較して見ることができます。
この画面の見方はというと、商品詳細ページを開き、商品価格の下の方を見ます。
「この商品は○○（出品者）が販売し、Amazonが発送します」とありますが、その文字の下に、「新品の出品：23」とありますよね。
商品詳細ページに表示されている以外にも、新品を販売している23の出品者がいます、ということです。「新品の出品」の文字部分をクリックすると、以下のように金額の安い順に表示され、価格や出品者を比較して選ぶことができます。
出品者の出品ごとに、「カートに入れる」ボタンが表示されているので、比較してから買い物カゴに入れられるわけです。
上記の例では、いずれの出品者さんを選んでも、実績も評価も申し分ないので、単純に安いところで選べば良さそうですね。このように比較チェックすることで、低評価の出品者からの購入を避けられます。
信頼できる出品者かどうか見分ける方法
Amazonマーケットプレイスの出品者には、日本国内の出品者はもちろん、外国の出品者の方もいます。
ときに商品が届かないといった詐欺行為が発生するケースがありますので、特に海外発送の商品を購入するときは気をつけたいですね。
Amazonで詐欺被害等のトラブルを回避するためにも、マーケットプレイスでお買い物をする時には出品者の情報をチェックする癖をつけておきたいものです。
一般的には、評価数が100以上あって、評価も95％前後程度なら何も問題はないと思います。
可能であれば、以下の情報もチェックしておくと安心です。
- 出品者情報
- 評価数
- 評価内容
出品者情報
出品者の情報は、出品者名をクリックすれば確認可能です。
海外の出品者であれば、英語記載で海外の住所が記載されているのですぐにわかります。
最近では厳しくなっていますが、中には割と適当な内容を記載しているケースもあります。
いい加減な情報しか書いていない場合など、怪しいと感じたら避けた方がよいですね。
評価数
ショップの評価の数を見ると、これまでどれくらいの販売実績があるかわかります。
Amazonでの評価はあくまで購入した方の任意であり、評価がつきにくいものです。それでも一定数販売していれば評価の数も増えてきます。
やはり評価数が多い方が実績があって安心できますよね。
評価内容
ショップの評価数があっても、評価内容が悪いようならそのショップの利用は避けたほうがいいでしょう。
Amazonの評価のところに書かれているパーセンテージは、これまでに受けた全ての評価のうち、★４か★５を付けてもらえた割合を示しています。
ですので、95％前後という評価の出品者が多いですね。
評価に日付の新しいものがあって、高評価95％前後のレベルなら問題なしと考えていいでしょう。
評価が80％台だと、何かマイナス要素があるのかな、とちょっと心配するレベル。評価の中身を見てみると、その理由の見当がつきます。
評価の中身は、出品者評価の★の数のところをクリックすれば、1つ1つのレビューコメントが見られますので、不安なときは必ずチェックしましょう。
さいごに
Amazonの販売とマーケットプイレスの出品との見分け方は、[カートに入れる]ボタンの下の「販売元」の表示を見ればひと目でわかります。
ほかの出品者から選びたければ、「新品の商品」等の文字部分をクリックして、すべての出品を表示させ、比較しながら商品を選びましょう。
商品がちゃんと届くか不安でしょうがない、Amazonから発送される商品から選びたい、という場合は、プライムのロゴマークが付いた商品を選べば間違いありません。
Amazonが発送する商品は、販売元が出品者であってもAmazonがサポートしてくれます。
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