Amazonの代金引換払いには手数料がかかります。
場合によっては数千円の手数料がかかることがあるってご存知ですか?
このページではAmazonの代引き手数料について、実際に高額な手数料になる事例を紹介しながら詳しくわかりやすく解説します。無駄な手数料を支払わなくて済むように対処法もお伝えしますので、最後までご覧ください。
Amazonの代引き手数料
Amazonの支払い方法で代金引換払いを選択すると、商品代金や配送料のほかに代引き手数料がかかります。
具体的にどのように手数料が加算されるのか見ていきましょう。
1点のみ注文した場合の代引き手数料
Amazonの代金引換払いを利用すると、1回の発送ごとに330円の代引き手数料がかかります。
ひとまずこれだけなら、まだ許容範囲でしょうか。宅配業者さんの手間もかかるから、仕方がないですよね。
複数商品をまとめて注文した場合の代引き手数料
Amazonの代引き手数料で注意したいのが、複数の商品をまとめて送ってもらうときです。
複数の商品をカートに入れ、まとめて注文、レジで代金引換を選びますよね。そうすると、1つの商品ごとに代引手数料が330円ずつ上乗せされるのです。
以下の注文の代引き手数料を見てください。これは注文の確定画面で最終的に表示された注文の合計金額です。1回の注文なのに、代引き手数料が990円と記載されています。
これは、3つの商品をまとめて注文し、支払い方法を代金引換払いに指定したから。1点ごとに330円の手数料が加算されています。
実際カートに入れたのは以下の3つの商品です。商品の合計金額は10,879円です。代金引換にするだけで、約1,000円の追加になっているのはもったいないですよね。
これだけでもAmazonの代引き手数料が高くてなかなかの衝撃ですが、まだまだ驚くことがあります。
ここで、タオルの注文数を3つに増やしてみます。
これでご請求額を確認すると、以下のとおり代引き手数料がさらに増えました。3つの商品ですが、商品点数は合計5つになり、代引き手数料も330円✕5で1,650円です。
これ、1回の注文でまとめて届くのにかかる代引き手数料です。
1回の配送、ダンボールは1つ、代引きで支払うのも1回。それでも商品点数に応じて代引き手数料が請求される仕組みです。
まとめ買いすると、合計金額が高くなってもそんなもんかな、と詳細を確認しないでいると、このような多額な手数料を支払うことになります。
Amazonの代引きは高いと覚えておきましょう。
Amazonのプライム会員なら代引きは無料?
Amazonの有料会員であるプライム会員になっても、Amazonの代引き手数料は無料にはなりません。
プライム会員になると有料の配送オプションが無料で使い放題になりますが、代引き手数料は支払い方法の選択によって発生する手数料ですので、特典の対象外です。
Amazonの代引き手数料を無料にする方法
AmazonにはクレジットカードやAmazonギフトカードなど、複数の支払い方法が用意されています。
複数ある支払い方法の中でも、手数料がかかるのは、以下の支払い方法のみ。
- 代金引換払い
- ATM払いの一部(金融機関による)
- あと払い(ペイディ)の一部
つまり、これら手数料がかかる以外の支払い方法を選べば無駄な手数料を節約できるわけです。
特に、代金引換払いは商品点数ごとに手数料が加算されるので、まとめ買いのときに選ぶと大損してしまいます。
Amazonの代引き以外で手数料無料の支払い方法
代金引換払いをしたい方は、以下のような理由で選ぶことが多いでしょう。
- 現金決済したい
- 即時決済したい
- 通販サイトでクレジットカードを登録したくない
- クレジットカードがない、使えない
- 荷物の受け取り時に支払うのが楽
どうしても荷物の受け取りの際に支払いをしたいのであれば、代金引換払いを選択するしかありませんが、その他の理由であればほかにも以下のように複数の選択肢があります。
- クレジットカード
- デビットカード
- プリペイドカード
- コンビニ払い
- ネットバンキング払い
- 電子マネー払い
- Amazonギフトカード
- PayPay
- 携帯決済
- Amazon Pay
Amazonの支払い方法については、以下の記事もご参照ください。
現金決済や即時決済したい場合に使える手数料無料の支払い方法
クレジットカード等で負債を作らず現金決済・即時決済したい場合は、以下の支払い方法を選択することで手数料無料にできます。
支払い方法 | 現金または即時支払いの方法 |
---|---|
デビットカード | デビットカードで即時払い |
プリペイドカード | プリペイドカードに現金チャージ |
コンビニ払い | コンビニで現金払い |
ネットバンキング払い | ネットバンキングで即時払い |
電子マネー払い | 電子マネーに現金チャージ |
Amazonギフトカード |
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PayPay | PayPayに現金でチャージして支払い |
代金引換払いで手数料を払う以外に、こんなに選択肢があるよ!
PayPay払いについては、Amazonアカウントとの連携が必要です。連携方法は以下の記事で画像付きでわかりやすく解説しています。
クレジットカードなしで使える手数料無料の支払い方法
クレジットカードがなかったり、あっても通販サイトでカード情報を登録したくない場合は、以下の支払い方法がおすすめです。
支払い方法 | クレジットカードなしの支払い方法 |
---|---|
コンビニ払い | コンビニで現金払い |
Amazonギフトカード |
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Amazonの代金引換払いを利用するメリット・デメリット
代金引換払いを利用すれば、商品が届いたときに支払いまで済ませられるので、一切外出せずに買い物できるのはメリットでしょう。
ただし、Amazonの代金引換払いには、料金が高いというデメリットがあります。
1点のみの購入であれば、330円なのでそれほどの負担ではありませんが、複数商品のまとめ買いの場合は商品点数分の手数料が加算されるので、費用対効果が薄れるどころか損をするだけです。
最近ではなんでも値上がりしていますので、無駄な手数料で損をするのは避けたいですよね。
Amazonでは、できれば代金引換払い以外の、手数料無料の支払い方法を選択することをおすすめします。
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